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医薬品と同じように臨床試験を経て承認された保険適用の医療機器「減酒治療補助アプリ※」を使う新しい減酒治療の方法もあります。アプリが、目標や行動をサポートしてくれます。
※使用目的又は効果:アルコール依存症患者の飲酒量低減治療補助
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「もしかして…」と思った方、ご家族やご友人などで心当たりがある方は、AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)について病院(専門医)に相談してみましょう。
知りたいQ&A
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AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)とは何ですか?
AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)は、お酒を飲みすぎることで、脳のはたらきが変わっていき、自分でお酒をやめることが難しくなっていく進行性の疾患と言われています。お酒をどうしても飲みたいという強い欲求「渇望」、以前と同じ量で満足できなくなる「耐性の形成」、お酒を飲むことをやめた時の「離脱症状の出現」といった症状が特徴の精神疾患です。これらの症状のために、身体的、精神的、社会的な障害や苦痛が生じることがあります。
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AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)とアルコール依存症の違いはなんですか?
AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)とアルコール依存症は密接に関わっています。AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)は、アルコール乱用やアルコール依存症といった状態もすべてふくむ、広い考え方です。そのなかでも特に重症の方をアルコール依存症と定義しています。
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自分や家族がAUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)かどうか、どうやって判断できますか?
スクリーニングテストなどのチェックツールを用いると現在の飲酒習慣の危険度を客観的に見つめることができます。以下のリンクでは、アルコール使用障害スクリーニングテスト(AUDIT)を紹介しています。ご自身やご家族の飲酒問題度をはかるために、確認してみましょう。一方で、「AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)」かどうかの線引きにこだわることなく、「少しでも不安がある」「減らそうと思っても減らせない」と感じている状況であれば、医療機関や相談窓口を訪れ専門家に判断してもらうことも大切です。
ご自身やご家族の飲酒問題度をチェックするスクリーニングテストをやってみましょう。
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AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)およびアルコール依存症は治りますか?
適切な治療によって回復し、安定した生活を送ることが可能です。しかし、一時的にお酒を飲む量を減らすこと、断酒することができたとしても、数ヶ月から数年の間に、もとの問題ある飲み方に戻ることはよくあります。治療をいつまで続けるか、いつを終了とするかは、医師と十分に話し合ったうえで決める必要があります。
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治療を始めるにはどうしたらいいですか?
医療機関や精神保健福祉センター、保健所などの行政機関に相談しましょう。本人が相談する心の準備ができていなかったり、受診が難しい場合はご家族のみの相談も可能です。
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